素晴らしき日々妄想メモ(ネタバレ有り)

2010/5/4

すばひび考察に答えがあるとすれば、まさにこのセリフです(笑)
もしもすかぢさんが、いろんな注釈ができるような世界観を意図的に作られたのだとしたら、ものすごい作品だと思います。

以下、個人的妄想解釈↓
ちなみにこの作品内において、2012年7月20日を迎えたルートは、3章happy、素晴らしき日々、向日葵の坂道、終ノ空Uの4つだけ。
3章happyの彩名の会話から、7月20日→魂の輪廻から抜け出すという解釈をしてみる。
なので終ノ空Uは、美羽との会話から考えて、音無彩名が魂の輪廻から抜け出したと勝手に解釈。
そうだとしたら終ノ空Uは、音無彩名エンドとも言えるのかも。というかそうでありたいという願望(*´ω`)
境界に立ち傍観者であることをやめた、みたいな。


2010/5/2
まずはこの作品の功労者、『高島ざくろ』についての感想を。

3章happyルートにおける高島ざくろと音無彩名の会話。
これってこの作品全体の流れに当てはまる言葉だと思った。
すべてクリア済みなら、この言葉の『それ以外』は間宮卓司関連のことだと分かる。
ざくろがスパイラルマタイを行わず、素晴らしき日常を手に入れたことで、その他のエンディングに辿りつくことは無くなった。

逆を言えば、『素晴らしき日々』エンドにも同じことが言える。
あのエンディングでは、高島ざくろは救われないわけである。
また、水上由岐が夢から覚めなければ、ある意味鏡と司は存在し続けることができた。

3章happyを見た後だと、序章の終わりは泣けてくるなぁ。
ざくろは素晴らしき日々を捨てて、違う魂の行方を見ることを選択したんだから。

ざくろは序章で素晴らしき日々を捨て、さらに全てを捨てることで、物語は次に進める。
ほんと高島ざくろはこの作品のMVPですよ・・・(/ _ ; )
原画家の基4%さんのブログで、高島ざくろに「本当によくがんばったね」と言葉を送っていたのには感動しました。

ざくろと皆守が素晴らしき日々を共有することはないんですよね・・・。
そこがこの作品のいい所でもあるんですが。


それで最後に「幸福に生きろ!」なんて言葉を使うのはすごいよなぁ。
これがもし最初から幸福な人とか、中途半端な不幸のような物語で言われてたら、こんなに感想とか書くほど心に響かなかっただろうし。
CV.かわしまりのってだけで買ったゲームだったけど、この作品に巡り合えてホントに良かった(/ _ ; )